EUが独占禁止法違反でMicrosoftに警告
8月3日(現地時間)発表
欧州連合(EU)の委員会である欧州委員会は、3日(現地時間)、Microsoftに対し、独占禁止法に違反した疑いで警告書を送ったと発表した。
警告書の内容は、PC用OS市場での独占的なマーケットシェアを乱用し、サーバーソフト市場でも独占的な地位を獲得しようとしたというもの。
欧州委員会は、Sun Microsystemsらの申し入れを受けて、'98年12月から継続的に調査を開始。PC用OS市場はほぼ独占的にMicrosoftのものであるにもかかわらず、Microsoft製以外のサーバーソフトとの相互接続に必要な情報が十分に公開されていない、としている。
□欧州連合のホームページ
http://www.europa.eu.int/
□ニュースリリース(英文)
http://www.europa.eu.int/rapid/start/cgi/guesten.ksh?p_action.gettxt=gt&doc=IP/00/906|0|RAPID&lg=EN
□Microsoftのホームページ(英文)
(8月4日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.microsoft.com/
(2000年8月4日)
[Reported by usuda@impress.co.jp]
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